>>558  >6番のエンディング近く、慟哭のような音の洪水
6番のテーマはまさに戦争そのもので、第一楽章は戦争の生々しい体験(爆撃
の描写さえある)と追悼、二三楽章は戦争終結の希望と明るさ、特に第三楽章の
奇妙な明るさはそれまでの内容とやや断絶した語法であるために議論の的になって
きたわけだが。折れはここの明るさにシニシズムと戦後の虚脱感を読み取るのだが
プロコがそこまで意図したかどうかはよくわからない。そして終結部の慟哭は公的
な祝賀の雰囲気の中で、取り返しのつかない戦争犠牲者(敵と自国による両方の)へ
の私的な追悼と考えるのが自然と思われ。当時のソ連体制にとっては結構ヤバイ部
分だったわけだ。