ラヴェルの晩年は地獄そのものだったそうだ。
頭の中では作曲の構想が出来たらしいけど、それを書いたりする能力(言語なども)が失われてしまった。
ただ、会話の能力は奪われなかったので、マルセル・メイエルやその他の知人の前で「音楽がかけない」とよく泣いていたそうだ。
学者によっては、その「書きたくても書けない」状況を「精神的幽閉」と読んでいる人もいる。
ベートーヴェンは耳が聞こえなくても書けた訳だから、ラヴェルの苦しさは相当なもんだったろう。

ラヴェルは本当に偉大な作曲家だ!