>>917
フィビヒの交響詩オテロをCLASSCD盤で聴きました。
ファンファーレ風の万能感すら感じさせるオテロの主題は、マーラー風の壮大なものです。
嫉妬に狂う激しさは不足ぎみで、デズデモーナの官能的で優美な主題が後半の主役となり、
曲としては竜頭蛇尾気味に感じます。
しかし輝かしい英雄が、疑念と嫉妬から器の小さい人間になってしまう過程の
物語としてはこれが正解かもしれません。

組曲「田舎の印象から」は、民族色は若干ありですが、チャイコとドボの中間の雰囲気です。
ホルンの活躍が牧歌風で広大な空間を印象付けます。
農民や村の踊りの部分は意外とゆったりしており、
中間にある「IN THE HEIGHTS」が雄大で気に入りました。