ラインベルガーはオルガン曲以外でもピアノ曲にも比較的録音があることを最近知り、
ピアノソナタ集を注文してます。

ラフの「われらが神はかたき砦」は、
彼には珍しいキリスト教色で生真面目な面がありますね。
中間部などの壮大なコラールは素晴らしいですが、
コーダが多少はしゃいで俗っぽくなると感じます。

ラフのマクベスに小太鼓などが入る合戦シーンがありますが、
フォルクマンのリチャード3世にもあります。
二つとも野心で破滅する類似のテーマですが、
構成の面白さはラフに、音響の深みはフォルクマンに優れた点を見ます。

Rシュトラウスのマクベスと比べて、ラフではダンカン王のテーマが重要です。
最初弱々しいテーマで、中間で亡霊のように響き、ラストで勝利の歌になります。
冒頭から何度か登場する魔女のテーマがちょっと軽く感じますが、
全体として良く組み立てられていると思います。