レーヴェの弦楽四重奏曲集Vol.1(Musicaphon)を聴きました。ト長調作品24-1とヘ長調作品24-2
です。これらの曲はシューベルトを超えて、ハイドンやとりわけベートーヴェンを思わせる
端正な古典的作品に仕上がっています。もちろんレーヴェらしくひねりや遊びも入っていますが。
中でも秀逸なのが作品24-2の第1楽章です。これは本当に素晴らしい曲で、特にチェロがバリバリと
活躍します。ベートーヴェンの名作群に匹敵する見事な出来栄えと思います。これらの曲が
同時代も現代も全く無視されていることは信じられません。この曲を勇気を持ってリリースした
musicaphonとHallensia Q.には喝采を贈りたいと思いました。