カール・ゴールドマルクは五楽章の交響曲「田舎の結婚式」のみが比較的録音もありますが、
序曲や交響曲2番など聴きました。
マルコポーロのカタログで、ブラームスとマーラーをつなぐ響きなどとありましたが、
ブラームス色は希薄で、民謡風の親しみやすいメロディーとリズムはラフを感じさせ、
時折オーケストラがよく鳴る部分などは確かにマーラーを先取りしているようです。
この2番は30分ほどで、擬古典的な一風変わった味わいがあり、
解説にはシュポアやメンデルスゾーンの影響とありました。
しかし通俗的なメロディーや見せかけの端正な形式の中で、
部分的にはマーラーのような破壊的でグロテスクな音響が見え隠れする不思議な曲です。