ヴェルビエレポート楽しく読ませていただきました。
実は私も7月25-30日までヴェルビエに滞在していました。
何かとてもうれしくて、書き込みすることにしました。

彼の地でキーシンを聞くのは去年に引き続き2回目で、
(残念ながらリサイタルだけで、例の記念コンサートは
聴くことはできませんでしたが)、
今回はリサイタル(26日)もさることながら、
室内楽コンサート(30日)にとても感動しました。
ドヴォルザークの5重奏曲であれほどテンポを自在に
操る演奏は聴いたことありませんでしたし、
クニャゼフとのラフマニノフのチェロソナタはもう
魂の叫びというような凄まじい演奏でした
(2楽章の途中でチェロのC線!が切れたおかげで、
同楽章はほとんど2回聞くことが出来ました)。
私は来年また行けるかどうかは分かりませんが、
ヴェルビエでの名演奏家同士の室内楽はまさに稀有な体験です。

一つだけ補足させてください。
7月25日と28日に歌ったのは
トマス・クヴァストホフというドイツのバリトン歌手です。
リート歌手としてはもう名声を勝ち得ている人で、
ヴェルビエでも今年レヴァインの伴奏で「冬の旅」を
歌っています。体のハンディがあるのですが、
最近はオペラにも出演するようになりました
(「フィデリオ」「パルシファル」)。
むしろハンディを逆手に取っているようです。
スレのテーマからずれてしまい、すいません。
それにしても、28日のラベル「ドン・キショット」
でのアルゲリッチの伴奏、本当に素晴らしかったです。