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0910名無しの笛の踊り
04/08/31 17:32ID:4ELFIFlfバロック後期の様式の変化について少々。
エマヌエルの「正しいクラヴィーア奏法」の下巻には、通奏低音を3声部や
2声部で伴奏する必要のある曲についての記述がやたらと出てくる。
クヴァンツも、「フルート奏法試論」の中で、常に4声部の伴奏を
受け付ける曲など珍しいと言っている。
これらは18世紀なかばの記述。
反対に、「テレマンの歌いながら轢きながら」は30年代頭の著作だが、
声楽曲という違いはあるが、常に4声部での伴奏を勧めており、
7の和音の連続に至っては5声でも良いくらいだと言っている。
(どうでもいいが、テレマンはエマヌエルの固く禁じる
終止音のソプラノに5度を多用。)
通奏低音自体は古典派でも依然として使い続けられたが、
その意味はバロックとは全く変わってしまった。
音楽が旋律主体になっていくと、通奏低音を受け付けなくなっていき、
これがバロックから前古典派への転換を引き起こしたのかな、と思うよ。
あまり考えながら書いてる訳じゃないからね、と早めに逃げておく(;´Д`)
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