朝比奈のブル5について、
「そのときの感動がいま蘇る」
「今の耳で聴いてもすばらしい」
「豪快な鳴りっぷり」
「切れば血の出る熾烈な音塊」
「あのときの胸のわくわくを思い出した」
「まさに最高の名に価しよう」
「凄いの一言に尽きる」
等々の言葉を連ねて絶賛したにもかかわらず「準」なのは、
第1楽章のチェロ、バスにつづくヴィオラの変ロ音が低く
聴こえてしまったからなのである。

完璧主義者の僕にとって、これは見過ごすことのできない
マイナスポイントといえよう。したがって「準」なのだ。