しかし、ナガノは確実に成長してるな、テクニック的にも
数年前のトゥーランガリラの時に較べて左手の表現力が増している。
直進性のみではない柔らかさが加わったというか

解釈の新奇さをそういった部分で補完できたことが今回の
高評価へと繋がっているのではないだろうか

オケとの関係については、これでも極めてまっとうな解釈と感じさせたほど
アンサンブルに何の破綻もなく、数年でオケのレベルを回復させた
ビルダーとしての資質の高さという側面が見て取れ、好ましかったが

できたら今回はゲルギーと演目を交換して貰いたかった
彼のマラ3は私にとって相当の愛聴盤だし、放送されて今だCD化されてない
ドイツ響とのマラ9はこれ以上ない名演だ

彼といえばまずマーラー指揮者、この側面については実は余り知られてないことだと思う