ベートーヴェン ピアノ・ソナタ総合 その1
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0682名無しの笛の踊り
03/12/25 10:24ID:eYaYTOur限られた資料って、どこからそう思う?
ヨアヒム・カイザーによれば、1921年にワルター・ニーマンが出した「ピアノ
の巨匠たち」という本ですでに「バックハウスはアングロ=サクソンの好みに
合致した輸出品であり、早くからイギリスと北アメリカで人気が出た」と書い
てあるそうですけど。
いわゆるドイツ流というのは内容主義とか幻想性みたいなもので、戦前に
世界最大のレコード会社であったEMIが世界最初のベートーヴェン・ソナタ
全集の企画に採用したシュナーベルが、いわば保守本流。そのシュナーベ
ルは「もし途中で自分に万が一の事があったら、残りの録音はケンプに頼ん
でくれ、間違ってもバックハウスにはやらせないでくれ」と言っていたそうです
から、30年代半ばのイギリスではベートーヴェン弾きとしてそれなりのポジ
ションにいたということでしょうね。
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