個人的にベートーヴェンの中期までは、バックハウス以外に考えられない。
楽譜の指示については意見がわかれてるみたいだけど、
癇癪持ちのベートーヴェンはメトロノーム嫌いだったって話があるし。
だいたい中期まではピアノフォルテを意識して書かれてないから。
旋律が綺麗に聞こえて、これみよがしでなく盛り上がれれば十分。
そういう点でバックハウスの語り口は天才的だと思う。特に8番やテンペスト。

後期は古典派の機能和声の枠を超えてるから、そういう演奏では物足りない。
最低限、ピアノフォルテの打楽器としての性格が出る演奏でないと。
それを突き詰めたのは、やっぱりポリーニかな。