ピアニストの中村紘子サンは、このままなら静かに老後を過ごせたものを、
SMEからエイベッ糞に移籍してしまったのは、SMEが懇願したのか、どうなのか。

あげくのはてに、売れるアテのないベートーヴェンのピアノ協奏曲「皇帝」を
録音したのは、魔がさしたのか。

ただでさえ、ベートーヴェン演奏では無視されがちなのに、出来上がったディスクは、なんとCCCD。
低音質で高価格、人気無しと、3拍子揃った欠陥商品。
高音質という評価すらも得られないのは、クラシック音楽では致命的。
これでは、自分の演奏の再評価すら、ままならぬ。聴いてほしい人が聴かないのだ。

故長岡鉄男氏は言った。
「たとえマイナーな曲、マイナーな演奏でも、音質が良ければ、買う人あり」
そう、買う人のいないエイベッ糞のCCCDよ、どこへ逝く。
紘子サンは、有終の美を、在庫返品のCCCDの輝きで飾ったのだった。

紘子サン、立ち上がれ。
(これだけけなされちゃ、ヘソ曲げるか)

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しかしな、黙って見ているってことはないだろ。ほんと、立ち上がれ。