彼女の人間性も忘れられない。西洋人に東洋に対して、様々な悪事を働いてきた。
そのせめてもの償いにと、日本人とインド人の孤児を引き取って養子にしたクラウス。
シュヴァイツァー博士のもとで働く娘を励ますために、炎天酷暑のアフリカをしばしば訪れ、
烈しい暑さで皮膚が焼けただれるのもいとわず、黒人勤務員のためにピアノを弾きつづけたクラウス。
そしていつも等身大のモーツァルトの胸像をカバンの中に入れて世界中を演奏旅行したクラウス。