ある音楽評論家が、ベームの指揮する演奏を、
「拡大鏡のよう」
と表現していた。
一音一音を聴く者に意識させるような演奏ということなのかな。
俺は、ベームの音楽は、点描画のような印象がある。
一点一点(一音一音)を丁寧にすることに集中し、点の積み上げで、
線にし、面にし、立体にする。
そういう積み上げの音楽を、ベームに感じるな。