ナタン・ミルスタインの自伝「ロシアから西欧へ」読みましたが、
第八章がラフマニノフについて書かれていました。
なかなか面白い出来事がありましたが、本当にあったこと、言ったこと・・・・
がすべて書いてあるので割と毒舌的な部分も多いです。

例えば、ラフマニノフの家でホロヴィッツとミルスタインが、
他のピアニストの真似をしたエピソードなど。
(ステージでピアノを探してうろつくパデレフスキなどなど)
それでホロヴィッツがラフマニノフの真似をしたら
(むっつりした様子で脚を重そうに引きずって表れ、頭をもたげて顔をこする)
ラフマニノフ本人が怒って、でも大笑いした話などが載ってました。

ラフマニノフは面白おかしいことが大好きで、
子どものようにちょっとした事でも笑い、いつも人を笑わせようとしていたとか。
音楽に対しては非常に厳しく、神経質で怒りっぽかったが直ぐに水に流した。
誰かを褒めるときも簡潔に、最高の演奏でも「よかった」程度だった。