2004/7/28東京芸術劇場(19:05〜21:10)
東京交響楽団/指揮:アンドレイ・ボレンコ
ギター:村治佳織*/Msop:小川明子**

■プログラム
@ヒナステラ:バレエ音楽「エスタンシア」組曲(4曲)
Aロドリーゴ:アランフェス協奏曲*
Bファリャ:バレエ音楽「恋は魔術師」**
Cラヴェル:ラ・ヴァルス
▽アンコール
@デ・ラ・マーサ:暁の鐘(村治佳織)
A ヒナステラ:バレエ音楽「エスタンシア」〜 終曲の踊り=マランボ=

2日前の東京音楽祭(都響=ゲルギエフ)の結婚、春の祭典も聴き応えがあっただけに、
夏場とはいえ、今日の東京響もプログラムの魅力で半年前に予定に入れた演奏会。
エスタンシア、恋は魔術師のラテン2曲は、オケの縦横の繋がりも程良かっただけに、
華麗な音を楽しめた。ペット、ホルンは頑張っていたし、打楽器群も好演の部類。
ラ・ヴァルスも弦のうねりや管の色付けで、やや不足感はあるものの、総体的には
良い出来だったと思う。

小川明子は初めて聴いた。中音域がしっかりしているが、重すぎない声質は○だし、
声量も及第。
村治佳織のアランフェスは年に1度は聴くことにしている。ちなみに去年はデ・ブルゴスの
イタリア国立放送SOを2回聴き、2002年は読売との共演を聴いている。
ステージに登場した時は髪の毛をやや短くしたように感じたのは−−気のせいか?。
独奏部はややゆったり目だったが、年々味わいは深まっているものの、毎度感じるのは、
ギターがもう少し音量がでる楽器だったら感銘度も更に増すとは思う。紀尾井ホールあたりで
一度聴いてみたいのだが、中々企画されない。衣装は黒白のコンビで”燐”とした雰囲気だった。
それにしても、指揮者のボレンコはロシア出身。ここまでラテンの曲を組むのは
珍しいが、ガイドによると「意欲的プロを取り上げる」とのこと。BPO、CSO、チェコフィル他
著名どころのオケ客演も多い。
オケの頑張りも反映された、なかなか充実した演奏会だった。アンコールAは立派だった。