ペルトについて説明した>>389です。

もう一つはすぐれた形式や技法が用いられているという点です。
メシアンは戦後の西洋音楽史をリードする立場にあり、ブーレ
ーズらを代表とした多くのすぐれた作曲家達に影響を与え、そ
して彼らとともに自身も技法の研鑽を続け、音色、
旋法など音楽の要素に対するすぐれた研究はそのまま自身によ
る作品に投影されました。彼の技法は非常に多様で、現在でも
音楽研究の主要なテーマとなっています。また私たちが彼の作
品を鑑賞する際には、必然的にメシアンをめぐる盛んな議論の
一端に触れざるを得ないという事実があります。例えそれが購入した
CDの解説において経験されたことであっても、彼の作品のす
ばらしさというものの現実性に触れることになり、それによっ
て感動するということになるでしょう。つまり研究者らにより客観的なところ
で、メシアンの技法が研究され、そして重要性が認知されてい
るから、鑑賞者は意識的にせよ無意識的にせよそれを鑑賞の際
の一つの基準として用いているのではないか、と考えられるの
です。