>>174
買ったことをこれほど後悔したCDはない。奇妙なデフォルメ、
いやがうえにも笑いがこみ上げるアゴーギクも実にすばらしい。
バーンスタインのNYPでさえこれと比べれば美しいと思わせるオケ
の響も息が詰まるばかりで、ここで宇野は感情の高貴な哀しみにを
愚かなサーカスに昇華させている。しかも宇野自身それが滑稽と
思うどころか表現が異常なほどの意固地さで魂の告白だと思いこ
んでいるのだ。特にすばらしいのは金と銀で,これはまさに可笑しさ
の極みだ。この指揮者はどれも他もいらない、演奏を録音して世に問
うべきではないといえよう。