昨晩レクチャーコンサート(岸本宏子教授@昭和音大+アントネッロ)に逝ってきました。
お題は「ルネサンス歌物語」。レクチャーは音友の音楽選書から出ている岸本先生の
本の抜粋で、後半にコンサート。テナー達者ですな〜(役者と言うべきかw)。
バリトンは言葉の表出には目を見張るものがありました(イタリア留学後だし)が、
声自体のコントロールはもう一歩かな。ちょっともったいない。
ソプラノは野々下さん。さすがの美声でしたが、男声陣に比べ優等生な歌い方だったかな〜。
器楽陣は大将濱田さん、石川さん、西山さんはハープとチェンバロ両方というおいしい
メンバーでした。
場所が国立博物館の広間だったので観客は300人足らずだったでしょうか。
これがauthenticな規模だよなあとは思いながら、もっと沢山の人に体験してもらい
たかったですね。一つだけ惜しかったのは歌詞とその対訳が一部しかなかった事。
レクチャーコンサートの主題が「後期ルネサンスから初期バロック歌曲では音だけでなく
言葉とその背景である概念というものがとても大事」ってもんなんだから、歌詞対訳が
あればもっと表現を深く楽しめたのになあ、と残念に思いました。