それはそうと、シューベルトとシューマンってドイツ(初期)ロマン派の代表と
して一緒くたに語られやすいけれど、音楽的には異質だと感じる。特に歌曲。
シューベルトの場合旋律が第一で、旋律だけ口ずさんでも歌になるし、ピアノは
単なる通奏低音に聞こえる。そして全体的につくりがとても生硬・緊密・均質。
(私は落ち込んでる時にシューベルト聴くと心臓が縮む思いがする!)

逆にシューマンは硬くなった心をほぐしたり和らげる方向の音楽だと思う。
歌もピアノと溶け合って一つの音楽を築き上げているので、声の部分を例えば
クラリネット等他の楽器で演奏されても違和感ないが、声だけ独立させてしまう
と魅力は半減以下になる。この傾向はブラームスにも通じると思う。