【Percy】パーシー・グレインジャー【Grainger】
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0054名無しの笛の踊り
03/09/21 14:06ID:???どこででも母親が一緒であった、演奏旅行のマネージメント、生活面、交際相手、
全てを取り仕切った。殆どそれは近親相姦的で、誰からも異常に映ったようである。
母親は晩年息子に宛てた手紙で
「色々言われてきましたが、私は一瞬たりともあなたを間違って愛したことは
ありません。中略 私とあなたは、純粋に、そして正しく愛し合ってきたのです。」と述べている。
凄い愛情である。
しかし、この母親の愛は、グレインジャーの性格にもう一つの大きな特徴を刻み
込んだ。
彼はサディストでマゾヒストになったのだ。
それは、「鞭」に対するフェティシズムに完全に重なっていた。
彼は鞭で打たれる事も鞭で打つことも止められなくなったのだ。
その対象は母であったがAその死後は妻のエラが矢面に立たされた。
エラの述懐。「夫といることは地獄でしたが、夫がいなくなることも地獄でした。」が、
その凄絶な愛を伝えている。
母親のローズは神経梅毒にゆっくりと侵されていく自分と、近親相姦の噂に苛まれ続けた。
彼女は1922年4月30日ニューヨークのイオリアン・ビルの八階から飛び降りた。
グレインジャーの悲嘆と悔恨は何年も続くものであった。
(参考 ジョン・オシエー著「音楽と病」法政大学出版局)
映画にでもなりそうな、人生である。
音楽と人格の問題も良く取り上げられるが、みなさんはグレインジャーの音楽を
どう聴くのだろう・・・・
一つだけ教訓。
子供のしつけに「物」を使こと、と子供の目の前での夫婦喧嘩は子供の心に
強烈な傷を残す。
SM専科に行く人も結構おおいものなぁ・・・・
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