―――J・Sバッハ フーガの技法―――
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0432384
04/02/23 00:35ID:vrkjqCG2>>383
>「フーガの技法」
>はその他の意味からも、オルガン様式をモデルにしたもの。(ただ平均律2巻でこの
>オルガンでの実験が反映され、両者の区別が曖昧、もしくは統合されるようになって
>は来ている)。レオンハルトがクラヴィーア様式だというのは寝耳に水。
フーガの技法はオルガン様式の特徴もクラヴィーア様式の特徴もあわせ持って
いるというのはその通りでしょう。レオンハルトは単にクラヴィーア曲に起こりえて
アンサンブルでは決して起こらない箇所を指摘しているだけで(III)、様式的にオルガンの
可能性を否定していたりするわけではない。(むしろどの鍵盤楽器を使うべきか
という問題に関しては柔軟な姿勢をとっている)
この解説で対比させているのは、
オルガン/クラヴィーア様式 vs 通奏低音を伴う合奏様式
という構図であって、(当然フーガの技法は前者に属する)しばしばクラヴィーア
はオルガンを含む鍵盤楽器の総称として使われている。
>>395
>演奏不能な個所は、結局は実演可能な形態に改編されるべきなんでしょう。
>しかし記譜がそうなっていないのは、ある節度の範囲内で鍵盤を利用したり、また
>鍵盤を想定して書いているけれど、発想の源泉に曲を構成すべき「理」「構想」が
>あるから。
鍵盤楽器のための純粋対位法作品という伝統自体現代人には奇妙に思えるぐらいだし、
理論上の記譜と実際に可能な奏法にわずかだが乖離は生じるわけですね。
それでもCp.6はバッハのクラヴィーア曲の枠をはみ出すものではないし、逆に
鏡像フーガは明らかにはみ出していることはご理解いただけると思います。
「理」とか「構想」はそりゃないがしろにできる問題ではないものの、楽器の問題
とは直接の関係はないでしょう。
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