―――J・Sバッハ フーガの技法―――
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04/02/20 13:27ID:B9cEOf2h調べてない)において、ペダルの最低音はBWV572に一箇所Hが現れる以外は
全てCがあるオルガンで演奏できる。ペダル最高音の多くはd1(中央のドの
全音上)に収まるが、BWV550とBWV563(偽作)にe1が、540にf1が現れる。
マニュアル最低音はC。同最高音は542、540、564にd3(中央のドの約2オク
ターブ上)が1〜2箇所ずつ現れる以外は、c3どまり。
クラヴィーア曲の場合は、年代が進み、したがって楽器が大型化するのに
伴って作品中の音域も徐々に拡大していく傾向があるのに対し、オルガン曲は
そういう特性は見られず、どちらかというと上記の例のように若いころの作品の
ほうが広い音域を使ってるとすら言えます。
「技法」に話を戻す。バス最高音では、5番70小節、10番13小節、13番転回形の
49,50,53小節にg1が出現。8番152〜153小節にa1があるが、さすがにこの曲の
バスはマニュアルでしょうが。バス最低音は基本的にCの範囲に収まるが、
14番(拡大反行カノン)10小節に低いHがる。ペダルの場合はHの使用例があり
ますが、カノンはさすがにマニュアル用と思われます。ソプラノ最高音では13番
転回形37小節にe3。
というわけで、1740年代(Wolff説では30年代末)にバッハ周辺のオルガンスペックが
飛躍的にアップしたことを示せない限り、オルガン説はどうも支持できません。
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