DGの旧録音のLPを引っ張り出してきて(Op.106)、たまに聴いているのですが、
今度出たEMIの再録(これは当時も未聴でした…)は、かなり印象が違いますね。
ただ、己を追い詰めるかのような、尋常ならざる緊張感は、どちらも共通。
故に、その後のピアニストとしての将来に不安を抱いた人も少なくなかったはず。

実演でこんな「ハンマークラヴィーア」を聴いてしまったら、どうなるのかな?
このEMI盤は、DG盤のストイックさに加え、とうとうたるロマンの息吹が堪りません…。
素晴らしい演奏と思います。

今のエッシェンバッハに、このレベルのピアニズムは果たして可能なのでしょうか?