長文のついでだ、
>>400も言っている、編曲家としてのヴィヴァルディを語ってみるか。
弦楽協奏曲だと、RV111やRV117などのシンフォニアに転用された曲の事を
言ってるのかな?RV111は少なくとも3つのバージョンがあるね。
そう言う意味では確かに転用の多い作曲家には違いないよ。
でもソロがあると言ってるからRV139(543)の事か?漏れの思い違いかも
知れないが、この曲は多分録音されてない。
スコアが手元にあるが、とても美しい曲だ。
ほかにも、有名どころではOp.8-3と11-6がソロだけ違う同じ曲だったり、
Rv3のソナタの終楽章をRv101の1楽章ソロに転用したりしている。
ヴィヴァルディのフルート曲は実に転用が多く、Op.11のうち5曲が他曲の
編曲なだけでなく、Rv99がRv574の編曲、Rv87も終楽章の主題がRv162
のシンフォニア1楽章主題と全く同一だ。さらに、Rv87は一楽章ソロもRv557に
転用されたが、複雑な対位法的書法のリトルネッロを得てて新たな生命を受けた。
未確認情報だがRv94もヴァイオリン協奏曲の版があるらしい。
興味深いのはRv71の二重ソナタで、バスすら無いこの曲は、元はRv516の
二重協奏曲からの転用だ。
転用の知っている例をいくつか挙げたが、別に転用が多いからと言って
ヴィヴァルディの作品の価値が下がっているとは思わないな、漏れは。