アレッサンドリーニは過激だが悪くはないと思う。
ただ、ヴィオンディとは明らかに演奏の傾向が違う。
最近彼の"Concerti per archi"を聴いたが、
マドリガレスコRV129にチェンバロの低音はやられたと思った。
あんな半音階進行だらけの曲を音の短いチェンバロで
伴奏するのかよ、と思ったが、結構良い感じだった。

音友の旋律辞典に載っている割にRV158以外あまり耳にする
機会のないOp.30のグループが何曲か聴けるのも興味深いね。
RV141なぞ、一見なんのヒネリもない単一主題の曲に見えるが、
単なるカデンツと4↑5↓のバスの連続から実に様々な感情が
呼び起こされる逸品だと思う。