先生スレ@クラシック校第8番 Op.10
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0023名無しの笛の踊り
03/09/07 12:14ID:???全ては私の「一言」が始まりだったのです。
そう・・・宇野が「こんな」生き物と化してしまったのは・・・
あれはちょうど60数年も前の事。
私は教師生活で一年生の担任を初めて任されました。
なんと言うか・・・私もまだ青かったんでしょう。
「精神不安定」といういわく付きで入学してきた宇野は私の担当クラスの生徒でした。
なかなか友達が出来ない宇野に対して、積極的に話しかけていこうとしたのです。
しかし、宇野はいつも胡散臭そうに「ウザイといえよう・・・」とつぶやき、私を避けました。
そして、ついに事は起こってしまいました。
『先生・・席替えしてくれませんか?私、怖いんです!』
『どうした・・・なにかあったのか?』
『私の隣の宇野君・・・授業中いつも私の方をじっと見てるんです・・・』
『そんな・・・気のせいだろ?』
『違うんです!同じ班の人も気味悪がってるんですよ!?例えば・・』
『例えば・・・?』
『「ぼくは第2のフルトヴェングラーといえよう」とか「クラウスタソ・・・(;´Д`)ハァハァ」
とか、宇野君がつぶやいてるのを聞いた人がいるんです・・・
それを・・・それを、彼が精神を患ってるからの一言で許すんですか!?』
『い・・・いや、それは・・・』
『もう私達、耐えられません!先生は私達の味方ですよね?』
『・・・そうだな』
『えっ・・・?』
『ああいったやつは・・・この世にいらないんだよな?生きててもロクな人げ・・・』
『・・・!!せっ、先生!う、後ろ・・・!!』
『?・・・あっ!い、いつの間に・・・そこに・・・』
私と生徒の話を聞いてしまった宇野は耳障りな奇声を発しながら、教室を飛び出していきました。
次の日、宇野の母親から学校に連絡がありました。
そう、「ヒキコモリ」が始まってしまった、と。
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