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正直、今まで聴いて良かったと思える演奏家は
渡辺範彦 福田進一 ジョン ブリーム セゴビア 
だけなんだ。

渡辺範彦とジョンはどこか音楽が似通っててね、甘い音で
才気にあふれた豊かな歌を奏でる音楽には体の芯がしびれるような
魅力を感じる。

福田進一はすごいよね。パリコンの時のバッハとロドリーゴは
素晴らしかった。でもその後仕事量の多さでかやっつけ仕事みたいなのが
多くなってきたみたい。この前きいたシャコンヌや武満がひどくて
幻滅した。でも潜在的な能力は計り知れない。

ブリームは古典、スペイン物、現代曲どれを弾いても、哲人の独白をイメージさせる
深い歌がこめられてて感動させられる。しかしひどいのがバッハ。
これがブリームが弾いてるのかと耳を疑うようなチープで
なにも語りかけてこないバッハ。バッハが弾けんからだめかな。

セゴビアの印象はだめだコリャとやっぱりすげーやの繰り返し
なんだけどね。
でもけっこう長いことクラギ聴いてきたけど、本当に自分の目で音楽を
みて自分の言葉で音楽を語ってる音楽家という意味でセゴビアが
一番かなて思うんだ。

でも迷うけど結局一番好きなのはジョンなんだ。アルハンブラとか
アルベニスのタンゴ、ほんと聴いてるとるたまんなくなる。