実は 3月28日の 川上敦子ピアノリサイタル「超絶技巧練習曲1837年版日本初演」リハーサル の後に、
私自身がこれまで聴いて来た音楽は何だったのだろうか?
と思った。「演奏不能(← ホロヴィッツの発言)」とか「音符過剰(← ブレンデルの発言)」と言われて来た曲が、
(例えが悪いかも知れないが)ベートーヴェンのピアノソナタや ショパンのスケルツォのように
・技巧の冴えはもちろん絶大でありながら
・表情豊かに
・滑らかに演奏されて行く
 川上敦子 は
・腕は2本
・指は左右で10本
のごくフツウのピアニスト。リストが 1837年当時に
「ヴィルトゥオーゾ」と呼ばれた時をまさに再現したかのようだった。
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