これは正真正銘実話です。宇野先生には悪いですが書き込みします。ラトルと
ウィーンフィルが来日時の話です。サントリーホールでプログラムはベートーヴェンの
交響曲第4番と7番でした。前半の4番が終わった後、ロビーで宇野氏をおみかけしたので思いきって声を
かけてみました。その時、私はべト4といえばムラヴィンスキーですねと言ったところ、何と
宇野先生は今日の演奏はそれに匹敵するとおっしゃられました。君はどう思うと逆に質問され
ました。私は体調も悪いせいか、そこまでの演奏とは思えなかったと正直に答えました。
前日、知人の結婚式に出席し強行軍で関西から東京まで行ったせいか本当にその日は疲れて
いました。その話の後、パンフレットに宇野氏にサインをもらいその場を別れました。
 その後ですが、宇野氏がどう書かれるか注目していましたが、ラトルのその日の4番が
ムラヴィンスキーの来日公演に匹敵するとは全く書かれませんでした。あの発言は何だった
のか未だにクエスチョンマークです。
 私は宇野氏の評論は読み物としては面白いので読みますが、購入に際しては参考にする程度です。
善意でみれば、評論で飯を食おうと思えば色々大変なんだろうと思います。
 いろいろな雑音を抜きにして虚心で聴けばカラヤンは不出世の凄い指揮者だと思うのですが。
許 光俊氏のいうようにかえって初心者には難しいのではないかという感が最近する次第です。