君の姿に うっとりとした眠りのなかで
   私は幸福を夢見ていた 燃え上がる蜃気楼のように
   君の瞳はさらにやさしく 君の声は澄み切ってよく響いた
   君は輝いていた あけぼのに照らし出された空のように
   君は私を呼び 私は地上を離れて
   君と一緒に逃げて行った 光の方へと
   空は私たちのために わずかに雲間を開いてくれた
   その時かいま見た未知の輝き 神の閃光よ

   だが何ということだ このみすぼらしい夢の目覚めよ!
   私はおまえを呼ぶ おお夜よ 返しておくれ
   おまえが織り上げたあのいつわりを
   戻って来い 戻って来ておくれ 輝かしい人よ
   戻って来ておくれ おお 神秘なる夜よ