最近どこも個性が無いと言われるが、巧い下手は別として個性なら北大だろう。
常任指揮者が50年も変わらず面倒を見ている団体は本邦学生オケにおいて
恐らく他に例が無いのではないか?
その蜜月から醸し出される音は、年々メンバーが入れ替わる学生オケという
宿命の下においても、特筆に値するものと思う。
古くはセル&クリーブランド、ムラヴィンスキー&レニングラード、スヴェトラーノフ
&ソヴィエト国立、そして朝比奈&大フィル、更には商売の為とはいえワルター&
コロンビア等々、指揮者とオケの蜜月が話題に上るオケは数多いが、それらと比較
しても北大オケの特殊性は世界的にみても稀な存在だ。
かつてのオケ大会で聴かせた異様な演奏も、そろそろ忘却の彼方に飛んでいる。
不況で金も無く支援も無く、団員も少ないのはどこも同じだが、東京に演奏に来て
くれないものかと思っている。