ショパンのピアノソナタは
全曲としてはまとまりがない。
各々の楽章は全く独立している。

英雄交響曲(シンフォニア・エロイカ)は
全楽章が渾然一体となって完結していて
非常にまとまりがある。
きわめて構成的である。「巨大システム」である。

このことは、ベートーヴェンがもしも
建築家だったとしても、あるいは
巨大銀行統合プロジェクトの最高責任者だったとしても
成功していただろうと思わせる。

まさに音楽界の将軍といえよう。