カール・リヒターを語るスレ
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0305名無しの笛の踊り
03/08/19 09:12ID:oDYflqhg楽譜を読むリヒターのエピソードを紹介します。
<ペーター・シュライヤーの証言>
シュライヤーがドレスデン・クロイツ教会合唱団に属していた頃の
演奏旅行の時に、先輩リヒターが指揮者ルドルフ・マウエルスベ
ルガーのアシスタントとして同行してました。
シュライヤーはたまたまリヒターとホームステイ先が一緒になり、
バスルームに行ったリヒターがなかなか出て来ないので、心配し様
子を見に行くと、リヒターはバスタブにつかったままバッハの楽譜
を読んでいたそうです。
<吉田秀和氏の証言>
1969年来日の時、日本に着いた日の夜にリヒターを囲む食事会がと
あるてんぷら店で開かれ、吉田秀和氏も同席されてました。
リヒターはあまり話をせず、順番に出て来る料理を出されるや否や
片端から食べたそうです。そばにいた通訳が「リヒター氏は飛行機の
中でスチワーデスが出す食事を断り、ずっと楽譜を読みつづけてい
たので空腹なのです。」と説明したそうです。
<私の証言>
1969年5月11日、武蔵野音大ベートーヴェンホールでのオルガン演
奏会のあと、楽屋から出て車に乗るリヒターの手には、Lea Pocket
Scoresのバッハオルガン曲の楽譜数冊がありました。これは写真に
も撮ってあります。なお演奏の時は暗譜でアシスタントも着けず、
途中のストップ操作も全て一人でやってました。(目が悪くなった
1979年のオルガン演奏会では、弟子の竹前光子さんがアシスタント
で、楽譜めくりとストップ操作をしてました。楽譜はおそらく竹前
さんのストップ操作のためにあったのでしょう。)
(まだまだつづきます。)
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