>>748

http://homepage3.nifty.com/kyushima/cd/Transcend-etudes.html
L.ベルマン(Melodiya<63>)○
解釈は正統的で、技巧もオフチニコフよりさらにヴィルトゥオーゾ的というか豪快。特にダイナミックレンジが広い。
録音がやや古いせいか、音が痩せているというかカンカンと金盥を叩くような音になっていて、音的な魅力に欠けるのが残念。そのせいか(個人的には)聴き疲れがする。
鬼火の前半終わりのところで重音ではなく単音で降りてくる(簡単な)方を弾いているのは珍しい。
スピード感抜群の2番や、盛り上げ方が上手い幻影、冒頭の交互連打がクリアな10番が特によい。
これで録音が良ければなァ…という感じ。


L.ベルマン(Melodiya<59>)○
有名な63年盤と比べると音が多少ボケ気味というかオフになっていて(というか63年録音がオン過ぎ)、音の迫力は減ったが、その分聴き疲れはしなくなった感じ。
演奏も音質の違いのせいか63年盤ほど豪快さを感じさせないが、それでも十分にヴィルトゥオーゾ的。総合的に比べると(個人的には)一長一短というところ。
テンポ設定が63年盤と結構違っているものもあり、エロイカは最初はかなり遅めのテンポだが、終盤のダブルオクターヴのスピードは凄くなっている。
10番の冒頭音型のキレは相変わらず。鬼火で単音下降の方を弾いているのも63年盤と同じである。