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皇紀2600年奉祝のために諸外国の作曲家が作曲した作品は次の通り。
(ドイツ)リヒャルト・シュトラウス:「皇紀2600年祝典音楽」Op.84
(フランス)ジャック・イベール:祝典序曲
(イタリア)イルデブランド・ピツェッティ:交響曲イ調
(ハンガリー)シャーンドル・ヴェレッシュ:交響曲
(イギリス)ベンジャミン・ブリテン:シンフォニア・ダ・レクイエム ※演奏されず

皮肉なことに、今日もっとも有名かつ名曲とされているのは、演奏を拒否された
ブリテン作品。イベール作品も聴くことができる。ヴェレッシュとピツェッティの
作品を耳にするのは難しそうだ。でも、少なくともピツェッティの方はシュトラウスに
劣らぬ凡作らしい。聴いたことはないが。
シュトラウス作品が精彩を欠くのは、日本のオーケストラの技量がわからないため、
高度な技巧を盛り込めず、無難な線にまとめざるを得なかったからではないか、との
意見もある。機会音楽云々というのとはまた別であろう。この種の音楽でも才能を発揮
するタイプの作曲家だって存在する。