それで「オレは『英雄ポロネーズ』をマスターした」などと言うのは、
 まさにうぬぼれの世界だとは思いませんか?
 耳の肥えた第3者が聴いて、それを果たして上手な演奏と思うでしょうか?
 それでも90%以上の聴衆は「上手だったね」とお世辞で褒めたてます。
 「あなたは下手でした」なんて本人の前では口が裂けても言えません。
 そうして、お世辞がその演奏者を無意味な高揚感へと押し上げる。
 そして「オレって上手いのかも」なんて幻想を抱きます。
 そう、斯く言う僕もそうだったのです。
 その深み・スパイラルから脱出するには自分で気付くしか方法はありません。
 あるいは、超辛口コメントをしてくれる第3者に気付かせてもらうか、です。