たとえてみれば
モーツァルトの天真爛漫さが、
ヴィヴァルディの高貴さが、
スカルラッティの放埒な飛翔が、
高い次元で結晶しているのが大江光の音楽性である。

それでいて、全ては天性の才能のままに作られたという事実に驚嘆させられる。

ピアノの音も、ミケランジェリを思わせるような透明感を漂わせている。

巨大な天才の前に、我ら凡人はただ、ただ、ひれ伏すのみ。