キャプランの復活の感想。

全体を通して、スタジオ録音らしい丁寧な演奏。
ただしその分ライヴ的な高揚感には欠ける。

声楽のソロイストは声の魅力には欠けるけど、水準はクリアー。
合唱はうまい。ただ、客席に配置されているのか、位置感が不自然。
VPOは、ひたすら冷静。
技術的にはこれまでのVPO正規盤(ワルター、メータ、マゼール、アバド)の中でベスト。

キャプラソは、声部のバランスなどは新鮮。
ただし、アゴーギクや楽節のつながりが不自然なこと多し。
あえて例えるならばブーレーズがもっともっと素人臭くなった感じ。

まあ、買っても買わなくても損はしない、かな。