立教の演奏はここに出てきた感想と違いはないね
「ミサ」ではそれぞれの声部が浮き彫りになるので弱点がかなり目立ったけどね
「コダーイ」は学指揮にしてはメリハリをつけきっちりと作っていたが
マジャール語の発音が客席に見えてくるまでにはトレーニングされていなかった点は残念
高坂氏の「水のいのち」は六連の「草野心平の詩から」があれだけの出来だから
期待が大きかった
正直なところ、こういう音楽は彼の音楽性を発揮できる曲では無い気がした
色合いがはっきりした曲、心の熱さが伝わる曲のほうが
今の彼の音楽性を発揮できると思う
透明な色合いを出すことはうまい合唱団ではあるが
これだけポピュラーで長い曲の、瞬間瞬間を新鮮な驚きで満たすことは出来ず
どこぞやの有名な先生の焼きなおしに自分のテイストを注入したという程度に感じた
彼にはもっとオリジナリティを期待したいね(オリジナリティを発揮できる選曲も)
とはいっても最近聞く中ではいいレベルの演奏ではあるとは思いますがね
北村先生の「黒人霊歌」はいつもどおりの解釈でやはりお客さんの気持ちをぐっと近づける
そんな演奏でありました
黒人霊歌らしさはもっと追求できたとは思うけれど忠実にテクニックを駆使して
いいところには来ていたと思います