◆◇◆ウィーンの小澤征爾氏を語る◆◇◆
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0056小澤は田原総一郎
03/06/29 02:16ID:eJD2RvF4まさにその通り。
指揮者にはオペラからの叩き上げと最初からコンサート指揮者の2種類がある。
小澤は明らかに後者なわけだが、この種の指揮者は自分の演奏スタイルがはっきりとしていて、
演奏者がそれを完全に実現することを求めることが多い。
しかし、せいぜい100人程度のオケならそれもある程度は可能だが、オケのほかに多くの歌手や
コーラス、舞台進行や照明など、オケだけの演奏だけとは桁違いに多くのスタッフが、ピット、
舞台上、舞台裏などに散らばっているオペラ公演では、指揮者の意図を完全に実現することなど、
100%不可能。むしろ、舞台の上下でのあらゆる出来事に対して、自身が合わせていく臨機応変さが
求められる。ウィーンのように公演前にほとんどプローベのないレパートリーシステムの劇場では、
特に重要なことだ。
小澤のオペラの最大の問題点は、この柔軟性に全く欠けていること。
歌手の性格に合わせてテンポを調節したり、音量をコントロールするなどということは全く考慮
していない。シンフォニーを指揮するのと全く同じ姿勢である。これでは、感情的な面での
トラブル以前に、物理的に彼の指揮では歌えないと言う歌手が出てくるのも当然。
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