ニキシュの死去後にベルリンフィルの第3代指揮者になったフルトヴェングラー
が、1922年にベルリンフィルを指揮して演奏したブルックナー7番の新聞批評は
次のように述べている。

「.....ニキシュはこの交響曲に謙虚な姿勢で近づき、それに宗教的情念を
与えることで記念碑的な感銘深さをかもし出している。それに対し後任者のほうは、
情愛深くはあるが微妙なニュアンスを追い求めるあまり、個個の細部に迷い込んで
しまい、巨大な骨組みがボロボロに砕けてしまっている。」
(ヴォルフガング・シュトレーゼマン著 「栄光の軌跡  ベルリン・フィルハーモニー」
より)