>>36-41
その人の弟子イコールその人のスタイルを受け継いでいるということには、必ずしも
ならないのでは?
例えばフランツ・リストには数多くの弟子がいて、それらのピアニストたちの演奏は
今でもSPで聞けるわけだが、それぞれにスタイルも解釈も異なっている。リストの
スタイルに最も近い演奏をするピアニストはむしろリストと同年代に活躍したピアニ
ストで彼の弟子以外の奏者に見出せるのかも知れない。
リストの弟子たちの全てがリストの衣鉢を受け継いでいるとは限らないのと同様、ニ
キシュの弟子たちについても、ニキシュのコンマスをやってたからとか実演を聞いた
からというだけで、ニキシュのスタイルに近い演奏をするとは言えないんじゃないか
って思う。
第一、ターリッヒにしてもミュンシュにしてもボールトにしても全然演奏スタイルが
違うでしょう。