第1話のあらすじ
北沢加奈子(賀来千香子)は、渋谷のデパートの紳士服売り場に勤めていた。28歳でまだ独身の彼女だったが、気になる男性はいた。高木麻利夫(佐野史郎)―弁護士である彼は、よく加奈子のもとにネクタイを買いに
来ていた。いつしか二人は互いにデートをする間柄になっていた。
急速に互いの距離を縮めていく二人。そしてある夜、ついに二人は結ばれる。一ヵ月後、加奈子は病院に行った。妊娠していたのだ。微笑む加奈子。後は麻利夫のプロポーズを待つだけだった。しかしその頃、麻利夫の態度
は急変し、加奈子に冷たくあたるようになった。実は、彼はその頃、大手
出版社の社長解任問題を扱っており、社長の山田愛子(野際陽子)を窮地
から救った。その一件で麻利夫を気に入った愛子は、一人娘の美雪(山咲
千里)と麻利夫の縁談を強引に進めていたのだ。人一倍上昇指向の強い彼は、地位と権力を得る道を選んだ。失意の彼女は、人工中絶で子供を堕ろ
した。そして…二度と子供の産めない体になってしまった