ベートーヴェンとモーツァルト
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0413名無しの笛の踊り
03/07/31 03:23ID:???1809年に合唱幻想曲、皇帝、ソナタ24番「テレーゼ」、26番「告別」ら
と同じスケッチ帳にスケッチがあるようです。24番と続きの作品番号が
付けられていて、出版社への手紙で「24番はソナタ、25番はやさしい
ソナタもしくはソナチネと表題をつけてほしい」とあります。この発言から
25番の技術的な易しさは当初からの計画と受け取ることが出来るかも
しれません。正式な献呈者はありませんが、一緒にスケッチしていた曲との
技術的なレベルの差、また難しい曲の並ぶこの時期のソナタにしては唐突
といえるほど易しい曲であることから考えて、誰か特定の人のために、その
人の技量を気遣って書かれた可能性もありそうな気もします。この時期
ベートーヴェンはテレーゼ・マルファッティという女性に求婚しているそう
なので、その女性を念頭に書いたのかもしれません。実際この女性宛ての
手紙に「新しく作ったソナタを2,3送りますが、そのうちの一つは比較的
簡単ですから。」と書いてあり、それはおそらくこの25番のことだろう、と
されているようです。曲は確かに他のものと比べると比較的易しいですが、
1楽章の次々と移り変わる主題の転調技法の彩りや軽妙さ、2楽章の沈着な
表情などはやはり成熟した中期のベートーヴェンならではと言えるのでは
ないか、と思いますが。。。
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