ラスゲアードがスピードアップに有効なのは、手の甲側の筋肉が鍛えられて
戻しのスピードを上げられるから。弾いた後、レディポジションに素早く戻せ
るようになり、次のタッチの準備が完了するまでの時間を短くできるから。

 スピードを決める要素には、
  1)レディポジションでの準備
  2)弾弦
  3)弾弦後レディポジションへの指を戻し
があって、それぞれの時間を短くする必要がある。1)、2)は日常的に使う筋肉
で決まるので簡単にスピードが上がるけど、3)が盲点で見落とされがち。指を
素早く戻す戻す運動は普段使わないから、なかなか鍛えられない。
 でも、3)の影響は意外と大きくて、スピードが上がらないと悩んでいる奴の
大半はここに問題がある。いくら準備やタッチを速くしても、指が戻ってこな
ければ次の音は弾けないからね。こういう人は、指の戻しを意識して手の甲側
の筋肉を鍛えると良くて、ラスゲアードや挟み撃ちが効果的な練習になる。