小澤征爾が泣かされた?週刊新潮4月16日号によると
運営母体でもある財団の内紛、訴訟合戦、横領疑惑―――。事情通が明かす。
「経理担当の元常務理事が、任期満了後も財団資産13億9千万円を補有。
しかも一部を自分が理事を務める他財団に送金、流用していたというんです」
財団側の告訴を受けた警視庁は近く、横領容疑で事情聴取する構えだが、
「横領だなんてとんでもない。私は財団の資産を不正利用から守ったんですよ」
と渦中の元常務理事(54)。財団をめぐる一連の醜聞は小澤氏に起因していると主張するのだ。
「予算を考慮せずに費用の支出を要求し、財団の基金にまで手をつける始末。
設立初年度(92年)だけで1億4千万円の赤字を出し、理事会を二分する大問題になったんです」
その上、小澤氏が理事会の承認を得ず、公演放映権の売却契約を結んでいたことまで発覚したという。
「財団を設立してから分かったことですが、実は、小沢さんはその2年ぐらい前からオペラの公演をする計画を進めていたんです。
小沢さんを支えていたのは、小沢さんが所属しているニューヨークのCAMI(コロンビア・アーティスト・マネージメント・インク)という、欧米のユダヤ資本がバックになっている会社。
有名なCAMIのロナウド・ウィルフォード社長は、そのときすでにフィリップ・ラングリッジとかジェシー・ノーマンなどという一流オペラ歌手とブッキング(契約)をし、小沢さんに公演の日程と場所を早く決めるようにせっついていたのです。
小沢さんはそのことを隠して私に財団を作らせ、財団が集めた資金で“サイトウ・キネン・フェスティバル松本”を長野松本市で開催したんですよ。
その目玉にストラビンスキーのオペラ「エディプス王」を上演し、オペラのビデオの北半球での放映権はCAMIに与え、NHKには南半球での放映権を与える代わりに5千万円をCAMIに支払わせる契約を結ばせていたんです。
その契約書にサインしていたのは加藤理事長。
なぜ、サイトウ・キネン・オーケストラが演奏するフェスティバルでCAMIが利益を出すのか分からなかった。
財団はその公演で1億4千万の赤字を出しています」(小川進吾氏)