お客様各位
本日の演目「後宮よりの逃走」初演時に、作曲者モーツァルトが、ヴァイオ
リンの弾いたCを「馬鹿、Cisだ」と叱咤したエピソードは、皆様御案内の通
りです。先日Ancient Music誌に掲載されたDr.Luegesagerの考証論文に基づ
けば、この C(正しくはCis)は、一幕ベルモンテのアリア冒頭と推定されます
ゆえ、本日の上演では、このヴァイオリン第一音に限っては C で上演致しま
す。A dur が a moll になってしまいますが、上記のようにこれこそが
「モーツァルトの聞いた音」であり、もっとも初演時に忠実な演奏と自負して
おります。尚、お好みで、作曲者に成り替っての「馬鹿 Cis だ」御叱咤権利
券を、限定一枚¥30,000 で販売しておりますので、お楽しみ下さい。
本エンシェント合奏団のモットー「初演時の音の再現」への御理解・御協力を
賜りまして有難うございます。