日本の演出家でいわゆる爺さんたちはもはや時代遅れ。
中堅どころの中村敬一と松本重孝からが論点だと思われ。
中村敬一は基本コンセプトはオーソドックス。
見た目に斬新っぽいのもあるけど、コンセプトそのもので奇は衒ってない。
松本重孝もオーソドックスだけど、ちょっとしたアイデアはある。
ただし、稽古中下ネタを連発するわ、袖の下は好きだわと、
人間性には少々問題あり。ちなみに嫁さん衣装さんだけあって、
服装センスはよろしい。

さて、若手演出家として二人挙げておこう。
岩田達宗と井原広樹。
岩田達宗もコンセプトはオーソドックス。
結構役者の自主的なアイデアを「買う」こともする。
何より元気印こそ、この人のトレードマーク!?
井原広樹はちょっとした目の付け所がシャープ。
ただし、そのアイデアを形にする時にちょっとへたくそになる。
でも二人とも、もっともっと然るべき土壌を与えてあげるべき人たち。

しかしながら、やっぱり日本はまだまだ保守的傾向が強いですなあ。
特に観客サイドの想像力や発想力がまだまだ足りてないです。
だれか、「ブーイングが飛んだら大成功の印」というような
あっと驚く演出をやってくれい!

・・と、関西の観客のひとりごとでした。